40代女性は男性の3倍頭痛に悩まされているという統計があります。
もし、あなたが片頭痛で悩まされているなら参考に読み進めてください。
頭痛に悩まされている方が来院するとほぼ100%の方が市販薬もしは処方薬のどちらかの薬を飲んでおられます。
- 痛くなったら飲む
- 痛くなりそうなら飲む
- 痛くなくてもなるかもしれないと思ったら飲む
- 痛くなくても外出するからという理由だけでも飲む
飲み方は本当に様々です。
80%の方が「できれば薬は飲みたくない」と言われているのも事実です。
20%の方は「別に薬をやめようとは思っていないので大丈夫です」と言われることが多いです。
(からだリカバリーラボ調べ)
薬を選択するのかしないのかはご自身で決めればいいことですが、頭痛を防げるなら防ぎたいとも思っている方はほぼ100%に近いので、5つの頭痛のツボをお伝えしたいと思います。
ツボをお伝えする前に、頭痛になってからでは遅いのでなる前にすることをお勧めします。
なぜ、頭痛になる前にツボ刺激をしたほうが良いのか?
頭痛になってしまったというのは結果であって痛みが作られてからではツボであっても薬であっても効果がすぐに現れないので日常的に頭痛を出さないように取り組んだ方が効果的です。
頭痛にいい5つのツボ
- 百会(ひゃくえ)
- 太陽(たいよう)
- 天柱(てんちゅう)
- 風池(ふうち)
- 合谷(ごうこく)
① 百会(ひゃくえ)
鼻と耳の線を結んだところのくぼみ
くぼみはわかりにくいので頭のてっぺんと思って、頭のてっぺんからお尻の穴に向かって5~10秒押してください。
② 太陽(たいよう)
目じりの後ろから少し上のくぼみ
百会よりもくぼみがわかりやすいと思います。少しグリグリするような感じで痛き気持ちいい程度で10秒押してください。
③天柱・④風池
頭のつけね、うなじの髪の毛の生え際
天柱と風池は隣り合っているのでうなじの髪の毛の生え際をグリグリともむような感じで押してください 10秒~20秒
⑤合谷
親指と人差し指の間の付け根の人差し指よりのところ
反対の親指でもむように痛みの出ないぐらいの強さで押してください。10秒
頭痛になる前にツボ押しをする方がいいのはわかったけど、頭痛になってしまったらどうしたらいいのか?
- 食べ過ぎない
- 早く寝る
①食べ過ぎない
食事をとりすぎると消化をする方へ体のエネルギーが必要となります。
頭痛を改善させようとする体のエネルギーを十分に発揮させるために腹5分目ぐらいにして、消化にいいものを摂るようにしてください。
食べ過ぎると嘔吐をしてしまうこともあります。
頭痛で嘔吐をすると脳がおかしいのではないかという怖さもありますが、消化するのに体が備わっていない時は無理に食事をとることによって体の外に出してしまいたいため嘔吐になってしまうのです。
もちろん、水分だけはとるようにして固形物は食べないでいてもいいでしょう。
1食ぐらい食べなくても体は大丈夫なようにできています。
②早く寝る
頭が痛いときに頑張って起きていても改善することはありません。
早めの就寝をして体を休めるようにしてください。
睡眠は体を回復させるための大切な時間になります。
頭痛を引き起こす原因に睡眠不足や疲労の蓄積、ホルモンバランスの乱れが考えられます。
しっかりと睡眠をとって睡眠不足、疲労の蓄積を解消して自律神経の乱れを整えてホルモンの正常化をはかりましょう。
自分でできる頭痛解消法を動画と共にお伝えします。
① ストレッチ1
首の後ろを片手でつかみ、圧をゆっくり加えて止める⇒離す
首の上から下までマッサージを1分間繰り返す
② ストレッチ2
胸鎖乳突筋をほぐす。
胸鎖乳突筋(耳の後ろから鎖骨までまたがる筋肉)を手でつかみゆっくり圧をかけて離すを繰り返す。反対側もしてください。
③ ストレッチ3
手を広げ、指の腹で頭の痛い部分を押さえて上に持ち上げるように圧をかける。 30秒キープ
最後に・・・
痛みに困っている時は人と接することも嫌になったり、考えたりすることも嫌になったりします。
頭痛を改善することは不快な時間を少なくすることにもなります。
自分で頭痛にならない体にできるなら頑張ってみてください。
そして、悩まされないあなたになって笑顔を作れるようになってもらいたいです。
この記事を書いた人
善村 嘉拡 柔道整復師 鍼灸師
施術歴 20年以上
からだリカバリーラボ からだリカバリーセンター 代表
http://www.kawachi-seikotsu.com/
http://www.yoshimura-seikotsu.com/
趣味は筋トレ いつまでも若々しくいたいと思っている。
目標:来院される方にも元気はつらつになってもらうこと