足裏や踵(かかと)が痛く感じてネットで検索・・・
歩きすぎ 足裏痛み
かかとの痛み
朝、足裏痛い
などなど
最近、気づけば足裏のかかと付近が痛くてネットで検索をしていると「足底筋膜炎」「足底腱膜炎」という記事で自分の症状に合っているとわかった。
寝ている時にシップをしていたらそのうち良くなるだろと思っていたが、あまり変わらずちょっと不安になり、歩いているうちに忘れてしまうのでたいして気にせずにいたのではないでしょうかね。
気づけば数週間以上痛みが取れずにいるし、以前よりも痛みが強くなっていることからシップではあまり効果がないので骨に異常がないかを診てもらうことで近くの整形外科に訪れることになったりするでしょう。
整形外科で「足底筋膜炎」と診断される。
シップと痛み止め薬を処方され、薬を飲むと痛みはやわらぎ良くなったように思っていても、薬が切れると痛みを感じる。
足底筋膜炎を改善する3つの方法
- 整形外科で処置を受ける
- 自分でマッサージ
- 整体等で施術を受ける
① 整形外科で処置を受ける
整形外科に行くとまずはレントゲン撮影を行うことになるでしょう。
かかとの骨に「骨棘(こつきょく)」と言って骨のトゲがないかどうかを調べることになります。
足底筋膜炎が発症してから時間の経過が長ければ、骨棘が形成されていることも多いからです。
処置はシップや痛み止め薬を処方されることになるでしょう。
足底筋膜炎が初期の場合で炎症度合いも軽度の場合はシップや痛み止め薬で改善することもあります。
改善しない場合は電気処置を受けたり、リハビリを受けたりすることになります。
痛みの箇所がかかとに集中するために足底筋膜のリハビリになるでしょう。
炎症度合いが強い場合は足裏の処置をいくらしても改善しない場合があるのです。
なぜならば、足底筋膜炎の原因は体の歪みが関係しているためにかかと付近の炎症になっていてその他の部分に問題があるからなのです。
リハビリでも痛みが引かない場合は足底板(インソール)を作ることになります。
足底板でかかとに負担のかかりにくいものを使うことで痛みを引くこともありますので、痛みが改善される場合は続けて使うことをおススメします。
足底板でも痛みに変化がない場合は足底板も合わないと判断してもいいでしょう。
レントゲンで骨棘が見つかり、痛みが引かない場合は最終的に手術となるでしょう。
骨棘を形成してしまったので、外科的な処置で痛みの改善となりますが、骨棘を作ってしまった原因を考えて処置をしないと再発の恐れもあるのでご注意ください。
② 自分でマッサージをする
足裏が痛いので直接マッサージを試みる方は多いのではないでしょうか。
指で押さえて痛みの強い部分は炎症が強いので押さえて痛みのある部分を避けるようにしてください。
足底筋膜炎はふくらはぎの筋肉が関係しているのでふくらはぎの筋肉を入念にマッサージしてください。
セルフケアマッサージを参考になさってください。
③ 整体等で施術を受ける
整体はすべて同じということではありませんので、当院の施術を参考にお伝えさせていただきます。
足底筋膜炎の原因は足底にないと考えています。
なぜならば、普段から足裏は立つ、歩く、走る、ジャンプするなどの衝撃を受けている部分で特別な生活をしない限り、かかとを地面や床につけないことはないでしょう。
しかし、ある時から痛みを感じるようになり、足底筋膜炎と判断されることになるのです。
コンクリートや固い石の上ではだし等で強く打ち付けるようなジャンプやダンスなどをしていた場合は直接打撲による足底筋膜炎を発症するでしょうけど、一般的な生活をしていて足底筋膜炎を発症するということは骨盤・股関節・ひざ関節・足関節の歪みが大きく関係している判断しています。
骨盤がゆがむとは座っている時に脚を組むことであったり、横すわりをすることでゆがみを作り、きっかけとしていつも以上によく歩いたり、走ったりすることでかかとに歪んだ力が加わることで痛みの出る足底筋膜炎と進行するのだと考えています。
骨棘が発生する足底筋膜炎の場合ですとふくらはぎの筋肉が強く関与していて慢性的に引っ張りを強くしていたために骨のトゲが作られてしまうような現象を起こしてしまいます。
全身の歪みを改善して足底にかかる負担を取り除くことで根本的な改善につながるでしょう。
まとめ
足裏のかかと部分が痛い場合は足底筋膜炎でしょう。
痛みの期間が短いときはシップや痛み止め薬で改善すると考えられます。
3週間以上痛みのある場合は根本的に処置をしないことには足底筋膜炎の痛みは改善しないことになるかもしれません。
なぜならば、痛みは足底で起こっていますが原因は足底になく、骨盤や股関節、ひざ関節、足関節が原因だからです。
レントゲンで骨棘があると言われた場合で手術に至った場合も再発させないように体の歪みを改善し姿勢に気を付けるべきだと思っておいてください。
1週間以内の軽い痛みにはシップや痛み止めは有効
3週間以上の慢性的な痛みには根本的な施術が必要になります。
マッサージするときは痛みの強い部分は押さない。
ふくらはぎのマッサージは入念にし、骨盤の歪みや股関節、ひざ関節、足関節の調整も可能であればすることをお勧めします。