【症状改善例】 鵞足炎が数回の整体で良くなりランニング再開できた例

施術例

30代 男性

来院

2017年 5月

症状

鵞足炎

右膝痛

 

 

1ヶ月前からダイエット目的で、ランニングを始めたのですがそれがきっかけで膝を痛めてしまったのです。

走り始めの時は特に膝に痛みもなく走れていた。

 

 

来院される1週間前から走っている時に、膝に違和感が出ていたけども走り続けていたら、段々と膝の内側に痛みが出て

きた。

 

 

痛めてからの歩行時、特に階段の昇降時でも痛みが強く出てきたので病院に行き診察してもらうと鵞足炎だと診断される。

 

病院でシップを貰って使用していたが痛みは変わらず、咳するだけでも響くようになり当院に来院。

施術内容と経過

初回施術

検査

左下肢 外旋肢

腹臥位での脚長差あり 右足短縮

 

 

膝の内反・外反テスト、マクマレーテストでの反応は無し。

鵞足部分に圧痛が著明に出ていることから鵞足炎だと判断。

施術

AKA仙腸関節調整

縫工筋、薄筋、半腱様筋の弛緩

腓骨・足関節調整

 

施術後鵞足部の圧痛の変化あり。

2回目施術 初回から2日後

痛みの変化なし。

仕事が忙しく階段の昇り降りが多かった。

3回目施術 初回から1週間後

膝の痛み P.S10 ➡ P.S5

歩行時の痛みは無くなったが階段の昇り降りで痛みあり

5回目施術 初回から3週間後

膝の痛み P.S10 ➡ P.S1

階段昇り降りも痛みなし。

ランニングを始めたが膝の痛みなく走れたと報告を受ける。

使用した手技 ポイントとなった部位

AKA仙腸関節調整

縫工筋、薄筋、半腱様筋の弛緩

腓骨・足関節調整

 

 

下肢の外旋を調整して膝内側にかかる負担を軽減させたことが痛みの改善に繋がった。

考察

鵞足炎を起こした原因としては、ランニングによる

オーバーワークと骨盤の歪みが関係していた。

 

 

普段運動していなかった体を急に動かしたのとランニング時、膝に痛みを感じながらも走り続けた事で炎症を起こしてしまった。

 

 

骨盤の歪み、膝のアライメントが悪くランニングをすることで、膝内側に負担が掛かりすぎてしまっていたのが炎症を強くしてしまったことが考えられる。

 

 

アライメントが悪くなるだけで膝内側の腱と骨が擦れ合う所に摩擦を作ってしまうことになるのです。

摩擦を取り除くのに膝部分のアライメントを取り除く、骨盤のアライメントを調整すると改善にいたります。

 

 

鵞足炎のケースとして炎症度が強い場合は休まないといけない時間が多くかかったりします。

今回のケースはシップでは改善しない程度であったが進行度が軽度だったために数回で改善に至った。

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