施術例
男性 80代
来院
2016年7月
症状
左上肢のだるさ、しびれ
左1,2指しびれ
2週間前から急に左上肢にだるさとしびれを感じた。利き手は右。5年前から続けているボーリングは右でするので、特に左に負担のかかるような事はしていない。そのうち治るだろうと思っていたがなかなか改善しないので、奥さんの紹介で来院に至った。
80代だが病院は嫌い、治療院にも行ったことはない、しかし今回の腕のだるさは何ともいえないようで、寝る時も気になって眠れないので初めての治療院となった。
施術内容と経過
初回施術
検査
ジャクソンテスト(―)
スパーリング(―)
斜角筋テスト(―)
肋鎖テスト(―)
小胸筋テスト(―)
肩関節 肘関節可動OK
上肢圧痛あちこちに著名
筋肉疲労の疑いで施術を開始
施術
脊椎調整
右上肢圧着
施術後圧痛が消失
2回目施術 3日後
好転反応なし
ペインスケール
10⇒ 5
「腕が軽くなった。指先のしびれは残っている」と報告を受ける
5回目施術 2週間後
ペインスケール
10⇒ 1
「ほぼ、だるさしびれはない」と報告を受ける
施術は改善したので5回で終了
使用した手技 もしくはポイントとなる部位
脊椎調整
右上肢圧着(くまなく)
考察
80代後半の男性だったので施術開始時は整体の効果が出にくいのではないかと考えていた。しかし、施術の効果はしっかりと出ることになり5回の施術で完全に消失した。
効果が出にくいのではと考えたのは2つのことがある。一つは年齢の問題である。90歳近い年齢なので、整体を受けたとしても年齢的に身体のレスポンスが悪いのではないかと思っていたからです。もう一点は検査がすべて陰性だったのではっきりとした原因が見つからなかったという点です。
結果として効果が出たのですが、考えられる要因として、普段から運動を比較的されていたので細胞が若かった。もう一点、内科的な薬を一切飲んでいない方なので身体の反応が良かったのではないかと推測されます。