施術例
女性 30代 主婦
来院
2016年10月
症状
右肩甲骨内側の寝違え
前日からの前兆はなし。起床時に違和感を生じ、起きてから3時間経ったぐらいから右肩甲骨付近の痛みと頚部の動かしにくさになってきた。首を左に向けると肩甲骨部分が痛い。完全に向けなくなるのではないが左に首を向けると痛みを感じる。
放っておいても3,4日で治るのではないかと思っていたが、早く良くなりたいので来院に至った。また、身体のゆがみがあるのかどうかみてほしいのもあったので寝違えを治すことと身体の歪みをみてもらうことをしてもらいたかった。
施術内容と経過
初回施術
検査
頚椎左回旋で右肩甲骨内側が痛む
頚椎右回旋は痛み生じない
上半身 右回旋 強い
下半身 右回旋
右短下肢
施術
胸椎多裂筋圧着
脊柱起立筋圧着
神経筋連鎖法
骨盤矯正(姿勢改善)
施術後
可動域改善
ペインスケール
10⇒ 3
2回目施術 次の日
ペインスケール
10⇒ 1
初回施術後、時間と共にさらに改善した
身体の歪みも改善し、2回目で施術終了
胸椎多裂筋圧着
脊柱起立筋圧着
神経筋連鎖法
骨盤矯正(姿勢改善)
使用した手技 もしくはポイントとなる部位
考察
寝違えの発症パターンは大きく分けて2つ。
①朝、起きたときには痛みが強くあり首が動かせない
②朝、起きた時には違和感がある、もしくは何も感じないが時間の経過と共に痛みや動かしにくさが出てくる
どちらも当院では寝違えと判断して施術します。施術のポイントはどこが原因なのかを見つけることが一番大事なんです。②の場合、首の痛みや首の動かしにくさになるのは朝一番になっているのではないので、「寝違え」という認識ではないことが多いです。
私たちが「寝違え」だと伝えると「えっ?」ってなることになります。なぜなら、「寝違え」=「朝、起きたら痛い」だと思っているからです。
朝、起きた時点には症状としてはなっていなくても、すでに発症しているので時間と共に痛みがつよくなってくるのです。
原因がしっかりと見つかり、反応が取りやすかったので2回で改善したのです。