施術例
女性 40代 主婦
来院
2015年10月
症状
頭痛
肩こり
雨が降りそうになってくると必ずといっていいほど頭痛になる。
天気予報より正確に当たっているのではないかと思うぐらい頭痛になっていた。
頭痛薬は20年ほど手放したことはなく、頭痛になりそうだと感じたら、すぐに飲むようにしていた。肩こりは慢性的で時々マッサージに行ってほぐしてもらっていた。一度、整体とはどんなものかと思って来院されました。
頭痛は前頭部に強く出ることが多く、ズキンズキンと脈が打つようになる。頭痛薬を飲んでいても、完全に取れることはないので困っていた。バファリンなら効くがその他の頭痛薬は効かないことが多い。
施術内容と経過
初回施術
検査
上半身 左回旋
下半身 右回旋
頚椎圧痛 左C2、C3 右C2、C3、C4に強くあり
首を回すとゴリゴリと音が聞こえる
施術
骨盤調整
大腰筋弛緩
大胸筋弛緩
頚椎調整
頭蓋骨調整
施術後、肩こりが解消したのでスッキリしたとのこと
2回目施術 3日後来院
好転反応あり
施術後、家に帰ると眠くて気だるくなって30分ぐらい仮眠を取った
施術は初回と同じ
5回目施術 2週間後
雨は降ってないが、4回目施術後から
「頭がスッキリしてきたような気がする」
と報告を受ける
7回目施術 3週間後
好転反応はもう出ない
雨の日になっても頭痛の感覚が少し引いてきた。
PS10⇒ 3
今までは雨=頭痛 となっていたのが、痛みは多少あるが少し楽に感じるようになった。
10回目施術 6週間後
施術間隔を開けて、来院してもらったが、雨の日にも頭痛がほぼ薬を飲まなくてもいいぐらいになった。
月1回のメンテナンスへ移行
同時に施術した症状
腰痛
使用した手技 もしくはポイントとなる部位
骨盤調整
大腰筋弛緩
大胸筋弛緩
頚椎調整
頭蓋骨調整
考察
(当院の考え方として)雨の日に頭痛が起こる現象は気圧の変化に左右されているようです。雨が近づくと気圧が徐々に下がり始めます。気圧が下がると気圧によって圧を受けていた身体が膨張しだします。
膨張し出すと頭蓋骨も膨張します。そうすることで神経が刺激されるようになり、頭痛が起こるようになるのです。
また、慢性的な症状を持っている方も古傷が痛む感覚になったりするのも同じ現象だと推測されます。
骨格を正し、関節の可動域に遊びをつけることで、雨の日に膨張しても痛みが出にくい状態になったのです。
整体は身体の変化をもたらしますが、一度良くなったとしても身体の元のクセに戻ることがあるのでメンテナンスを受けてもらい、よくなった状態をキープしてもらうためです。