施術例
30代 男性 広告関係会社員
来院
2017年3月
症状
肋間神経痛
左脇腹の痛み
2月頃に風邪なのか花粉症なのか、原因がわからないまま咳の続く日があった。
咳が続くに連れて、左脇腹に違和感が出てくる。
咳は治まってきたが左脇腹に痛みが残り、咳をするくしゃみをするたびに脇腹が痛く呼吸もしづらい。
寝る時、朝起き上がる時も痛みを感じるようになり肋骨が折れているのでは無いかと思い病院で診察する。
病院でレントゲンを撮ったが骨には異常は無く、「肋間神経痛」と診断されロキソニンの薬を処方。
ロキソニンを飲むと一時的には痛みが治まるが、薬が切れると痛みがぶり返し、ホームページみて当院に来院。
施術内容と経過
初回施術
検査
上半身回旋 左強
上半身側屈 左強
左下肢 外旋肢
左肩可動域制限あり。
姿勢が悪く、右側に比べて左側の胸肋関節の盛り上がりがあることから胸郭の歪みが原因だと疑う。
施術
AKA仙腸関節
神経筋連鎖法
胸椎7番調整
肋間筋、前鋸筋弛緩
施術後の変化なし。
姿勢改善の為、座り方指導。
2回目施術 初回から3日後
好転反応なし。
呼吸がしにくい、朝起きが痛い。
3回目施術 初回から1週間後
左脇腹の痛み P.S10 ➡ P.S5
くしゃみ・せきでの痛みはあり。
胸肋関節の調整
6回目施術 初回から1ヶ月後
左脇腹の痛み P.S10 ➡ P.S1
くしゃみ・せきでの痛みは改善。
「5月に新婚旅行に行くので痛み無く行けそうで良かった」と報告を受ける。
使用した手技 ポイントとなった部位
AKA仙腸関節
神経筋連鎖法
胸椎7番調整
肋間筋、前鋸筋弛緩
胸肋関節調整
骨盤・胸椎・胸肋関節と歪みが強く出ていたのを調整していった事が早期改善に繋がった。
考察
仕事は広告関係で1日中パソコン作業をしていて、気がつけば猫背になっている。
今までの悪い姿勢からくる筋肉疲労と咳が続いたのが重なって、肋間筋を緊張させてしまい痛みになってしまった。
猫背によって肋間筋に圧力がかかり、咳によって急激な筋肉の伸び縮みを繰り返し事で筋肉に負担をかけてしまっていたのです。
胸郭を広げていくために、骨盤から腰椎の弯曲をつくり胸椎、胸肋関節の歪みを調整。骨格の調整後、肋間筋・前鋸筋・大胸筋の弛緩をさせていくことで、痛みの改善に繋がりました。
当院の施術を紹介します。
※画像は再現して撮影したものです。
AKA仙腸関節
仙腸関節を調整して骨盤を整えます。
神経筋連鎖法
圧痛(押さえて痛みのある部分)と反応する点(同時に押さえると痛みがやわらぐ点)を調整して筋肉を緩める。
胸椎7番調整
横向きになり胸椎7番の歪みを持続圧でゆっくりと戻す。
肋間筋、前鋸筋弛緩
胸郭と上肢を支えている筋肉を緩める
胸肋関節調整
胸骨と肋骨との関節を調整する。
もし、薬を飲んでも脇腹の痛みが改善しない場合は近くの整骨院や整体院等に行くことをおススメします。
ご相談等がある場合は電話、メールやLINEにてご連絡ください。
電話の場合は施術中だと後ほど連絡させていただく場合もありますが、不安を抱えずにご相談ください。